“越前シャツ” を作ってみました✁
石徹白洋品店さんが作り方を公開されている民衣のシリーズのひとつ
“越前シャツ”
石徹白という場所が九頭竜川の源流に位置し、かつては福井県だったためにそのように呼ばれているそうです。
男性の作業着を現代風にアレンジされていて、着尺幅で作るため布の取り都合で片方の身頃のみ剝いであり、脇に三角形のマチがついている部分が特徴的な和洋折衷の前ボタンシャツで、
直線裁ちで布を無駄にせずに服をつくる知恵が詰まった一着。
わたしが感動したポイントは、布の無駄がないことはもちろんのことなによりボタン穴のつくり方。
こちら↓
布そのものに穴は開けずに、製作工程のなかで自然に無駄なくボタン穴を作ってしまうのです。
作り方の冊子は常時店頭でお取り扱いしていますので、ご興味のあるかたはぜひチャレンジしてみてくださいね。
わからない箇所がありましたら、わたしでよろしければ遠慮なくご質問ください。
[いとしろ民衣シリーズ]
越前シャツの作り方/¥2,750(税込)
直線裁断だけで作られるシャツを現代風に少しアレンジしてあるので、衿ぐり・衿は多少のカーブを描いた作り方になっています。
内容│
・越前シャツという存在
・石徹白に住んで
・越前シャツの作り方
(採寸、寸法の出し方、裁断、縫製、ポイント)
・あとがき
・衿の型紙
仕様│フルカラー24ページ
余談
わたしは旦那さん用にサイズ3で製作してみました。
(サイズは1~3展開)
ふだん着がL~LLサイズの人で見頃のサイズ感はちょうどよかったのですが、首が太いため第一ボタンは閉まらず。
首ぐりのパターンだけやや訂正をして、少し着丈を伸ばしたら問題なく着れそうでした◎
自分用には着丈をたくさん伸ばしてワンピースを作ってみたいなぁと思っています。
これから作ろうとされているかたのご参考になりましたら幸いです。
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